2018ジャパンベトナムフェスティ バル
1月28日(土)・29日(日)
ジャパン・ベトナム・フェスティバル2018が1月27日(土)、28日(日)の2日間に渡り、ホーチミン市内の9月23日公園にて開催された。メインアトラクションとなるセンターステージでの日越両国のパフォーマンスに加え、官民合わせて58団体のブースがステージを囲む形で設置された。各ブースは3分野にゾーニングされ、企業PRゾーンには日本貿易振興機構(JETRO)のほか、清水建設株式会社、ハウス食品㈱、ミズノ、アシックスなど23企業・団体、日本文化紹介ゾーンには紀伊国屋書店、㈱プシロード、新潟市など7つのブース、観光PRゾーンには日本政府観光局(JNTO)、近畿日本ツーリスト、東北観光推進機構、鹿児島県商工会連合会など28団体が出展し、日越間の交流人口の増加、商品の売り込みなど、様々な角度からの日本のPRを行った。
メインゲートの様子
9月23日公園内の池を囲むようにブースが設置された
企業ブース:ヤクルト。ベトナムで人気とのこと
企業ブース:ツクイ。介護事業の紹介をしていた
企業ブース:オージーケー技研㈱。自転車用チャイルドシートの製品紹介を行っていた
企業ブース:EIKODOベトナム。お菓子の販促を行っていた
企業ブース:農水省は日本の水産品のPRをメインに行っていた
企業ブース:在ホーチミン日本国領事館。在ベトナムで活動するパッケージクラフトアーチストの紹介などを行っていた
日本文化紹介ブースの漫画フェスティバルブースには高校生、大学生の来訪が絶えなかった
日本文化紹介ブース:両日ともコスプレ姿で来場するベトナムの若者が多かった
協賛社名入り提灯も飾られた
メインゲートに設置された会場案内図
企業ブース:カラオケの第一興商のミニステージではアマチュアカラオケ大会が開催された
北海道からは北海道庁を始め北海道観光振興機構、旭川市、釧路商工会議所、根室市アジア圏輸出促進協議会、北海道商工会議所連合会、近畿日本ツーリスト協定旅館ホテル連盟北海道ひまわり会の7団体が観光ゾーンにブースを構えた。そのほか㈱コンサドーレが日本貿易振興機構(JETRO)が主催するスポーツ体験エリアにて、ベトナムの子どもたち向けにサッカー指導等を行った。北海道関係ブースはひと塊のエリアに軒を連ねたが、常に多くの人がブースに引き寄せられていた。ハイエックは北海道庁国際経済室が設置したブースで主に留学生の勧誘を行った。
観光PRゾーン:北海道庁は道内大学のPRを行い、多くの大学生がブースを訪れた
観光PRゾーン:北海道庁もう一つのブースはクールジャパン北海道と釧路市のミルキークラウン乳業㈱のコラボレーションで道産牛乳を使用したソフトクリームを販売した
観光PRゾーン:旭川市は観光PRの一環でインスタグラム用に特注した枠と一緒に写真を撮り、来客者が写真をアップロードすると記念品を贈呈していた
観光PRゾーン:近畿日本ツーリスト協定旅館ホテル連盟北海道ひまわり会は個別のホテルをPRするのではなく、北海道の魅力を伝えていた。写真は左から浜野清正会長(㈱萬世閣代表取締役社長)、武部実行委員長、㈱近畿日本ツーリスト北海道・谷口哲也代表取締役社長
観光PRゾーン:釧路商工会議所はサバの一夜干しを焼いて試食提供していた
観光ゾーン:北海道商工会議所連合会。会員の商品等の案内を行っていた
スポーツ体験エリアではコンサドーレのコーチがべと子供を対象にサッカースクールを行っていた
観光PRブース:福島県のブースでは鎧兜を着させ、写真を撮るサービスに行列ができていた
観光PRブース:自治体のブースではくじ引きなど体験型のブースが人気だった
観光PRブース:JTBはVRを活用し、日本の美しい風景を紹介していた
ブース展示のほか大ステージが設置され日本からは千昌夫、W‐inds.などアジア地域で人気の高いアーティスト、ベトナムからは現地の人気歌手でJNTOのビジットジャパンアンバサダーin ベトナムのヌー・フック・ティンらがパフォーマンスを披露した。また、会場内にはフードスタンドが設置され、お祭りの雰囲気を盛り上げていた。両日とも日本の盆踊りでフィナーレを迎えた。
小塚崇彦元オリンピック・フィギアスケート選手は「スケートリンクからアジアをリンク」を合言葉にアイススポーツの普及宣伝を行った
農水省によりベトナムにおける日本食材サポーターの表彰があり、北海道からベトナムで根室のサンマを含む水産物を提供している「北海道 幸」が選ばれた
東日本大震災復興支援アイドル「オリヒメ隊」のステージでは・・
ベトナムオタ芸隊がステージを盛り上げていた
山形県のローカル演歌歌手、奥山えいじさんは「演歌は日本の心です」と歌唱力で観客を魅了した
千昌夫さんは「北国の春」を披露し、喝さいを浴びていた
W-inds.のパフォーマンスには黄色い声援が飛び交った
会場の盛り上がりはベトナムのジャスティン・ビーバーといわれるドン・ニーの登場で最高潮に達した。JNTOがドンを起用し制作した日本観光のプロモーションビデオとともにステージが繰り広げられた
両日ともパフォーマンスは日越友好盆踊り大会で終了した
会場にはベトナム料理の屋台が多く並んだ
BBQや
串焼きや
ベトナムならではのエキゾチックな料理も人気だった
前日の開会式で武部実行委員長が懸念していたように、27日のU23アジア大会(サッカー)決勝戦の時間帯は会場の来客者数が激減したものの、それ以外の時間帯は多くの来場者で会場がにぎわった。
27日にはJVF会場近くでパブリックビューイング会場が設置された
日が暮れると、会場そばの道路はサッカー試合後の熱気が冷めやらぬ若者たちであふれた
本事業の概要についてはHOPPOKEN誌182号(春号)でご紹介させていただく予定。紙幅の関係上写真掲載数が限られるため、ホームページ上で写真を多く紹介させていただくこととした。