事業計画

平成29年度 国際相互理解の促進

国際相互理解の促進

(1) 講演会、シンポジウム等の開催

ア 国際理解講演会等の開催 

会員をはじめとする道民の国際理解を深めるため、講演会を開催する。

イ 北方圏講座の開催 

北方圏諸国の産業経済や生活文化等に関する蓄積を学び、地域づくりについての情報交換を図るため他団体と連携し開催する。

ウ 北太平洋地域研究事業 

① 国際情勢シンポジウム・セミナーの開催

北東アジアの政治経済・外交関係の重要テーマ等について、内外の研究者等を招聘するなどしてシンポジウムを開催するとともに、国際情勢の理解に資するテーマを設定し、セミナーを開催する。

② ロシアビジネスセミナー

道内経済団体やロシア交流関係団体、大学等と連携し、対ロシアビジネスに関するセミナーを開催する。

③ 中国・北海道経済交流会議

中国との経済交流促進に向けて、これまで中国社会科学院世界経済・政治研究所及び北海学園北東アジア研究交流センターなどと連携して取り組んできた実績を踏まえ、効果的な事業を検討し、実施する。

 (2) 国際関係情報の収集・提供

ア 調査研究・資料収集事業

北方圏地域等に関する調査研究や情報収集に引き続き取り組むとともに、本道の寒冷地技術等を活かした経済交流の促進に向け、道などと連携して、ロシア極東・シベリヤ地域をはじめ、モンゴル、中央アジア等に関する情報収集や調査を進め、その成果をセミナーの開催などを通じて提供していく。

イ 国際情報ネットワーク事業 

インターネットを活用して国際交流等の情報を集約・蓄積し、広く道民などに提供する。特に、Facebookを活用した情報発信を強化し、当センターの事業予定や事業結果を迅速、タイムリーに発信していく。また、情報の多言語化を進め、在住外国人のための情報提供を強化する。

ウ 年報発行

2017年版を発行し、会員や関係団体等へ配付する。

エ 国際協力情報収集提供事業

道内の国際協力活動などを紹介するため、国際協力情報紙「であい」を年3回発行し、会員や関係団体、市町村等に提供する。

オ 季刊誌 「Hoppoken(北方圏)」の発行

8月に夏秋合併号(180号)、12月に冬号(181号)、3月に春号(182号)をそれぞれ発行し、会員や関係行政機関、大学、国際交流関係団体等に配付する。

 (3) 海外派遣研修

ア 海外派遣事業 

海外の地域事情や関係機関の視察、関係者との意見交換等を通じて、国際的視野を持って地域づくりに貢献する人材を育成するため、道内各地の青年を海外に派遣する。

イ 高校生・世界の架け橋養成事業 

将来の北海道を担う高校生を海外に派遣し、格差や環境問題等の地球規模の課題に向き合わせることにより、様々な人々と協働できる国際感覚を持った人材の育成を図る。

 (4) 多文化共生の推進 

外国人にも暮らしやすい地域づくり推進事業 

道内各地域における道民と外国人との共生に向けた環境づくりを一層推進するため、各種の事業を推進する。

①   多文化共生ネットワーク連携推進協議会との連携

「多文化共生ネットワーク連携推進協議会」において、具体的な取組みを進めるため、協議会構成団体とともに多文化共生の実現に資する事業を実施する。

②  多文化共生の各種取り組み

・ 多言語救急救命板シミュレーション研修

・ 多文化共生啓発事業

・ 多文化共生コーディネーター研修会

・ 外国人サポートデスク

・ 留学生支援物品等登録事業

・ 災害支援多言語サポーター事業

・ 多文化共生ワークショップ

・ 世界の料理教室

・ 国際交流ボランティアの登録と派遣 など

③   北海道多文化共生アワード(表彰)事業

外国人にも暮らしやすい地域づくりについて、他の模範となるような先進的独創な活動等に取り組んでいる個人や団体を表彰し、本道の多文化共生の推進を図る。

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