事業計画

国際交流促進事業事業計画

国際相互理解の促進

1 講演会、シンポジウム等の開催

(1) 国際理解講演会・シンポジウムの開催

異文化に対する理解を深めるため、開催する。第1回目は、多文化共生を地域活性化の切り札として認識するにはどうしたらよいか、という観点で開催する。

第1回 「地域活性化と多文化共生~日本の災害復興と地域づくり」

講師:多文化共生センター大阪 代表理事 田村 太郎 氏

日時、場所:5月23日(月)釧路 5月24日(火)札幌

(2)  北方圏講座の開催

 北方圏諸国の産業経済や生活文化等に関する蓄積を学び、地域づくりについての情報交換を図るため開催する。

(3) 世界の料理教室等の開催

外国人と道民が交流の場を持ち、諸外国の生活、文化について学び相互理解を深めるため開催する。

(4) 国際交流定例講演会の開催

道民の国際情勢や異文化に対する理解を深めるため、市町村や交流団体と連携して開催する。(6回程度)

(5)  北太平洋地域研究事業

① ロシアビジネスセミナー

サハリン州での北海道産食品ニーズ調査結果なども参考に、ロシア連邦極東地域のビジネス事情等に関する理解を深め、経済交流を促進するため開催する。

② 国際シンポジウム

北太平洋地域に関する特定のテーマについて議論を行い、この地域の国際的地域協力の促進に資するため開催する。

③  国際情勢セミナー

関心の高い国際問題をテーマとしたセミナーを北海道民の国際理解向上に資するため開催する。

第1回 「最近のロシアの内外情勢と日露関係」 6月10日(金) 小樽

講師:元在ロシア特命全権大使 丹波 實 氏

2 国際関係情報の収集・提供

(1)  調査研究の実施

北方圏地域等に関する調査研究を行い、関係団体や企業等に情報提供する。

(2)  国際情報ネットワークの運営及び図書・資料の収集提供

国際交流・協力活動や国際化に関する各種情報を提供する「北海道国際情報ネットワークシステム」の充実や図書・文献、視聴覚資料等の収集整備を図り、広く会員や道民の利用に供する。

(3) 季刊誌 「Hoppoken(北方圏)」の発行

北方圏地域を中心とする生活、文化、経済、学術などに関する諸情報を掲載し、年4回

(春号、夏号、秋号、冬号)会員や交流団体等に配布する。

(4) 「2011年報」の発行

センターの活動や事業実績などを収録し、会員や交流団体等に配布する。

 (5) 国際協力情報紙 「であい」の発行

道内の国際協力活動等を紹介した情報紙を発行し、会員や関係団体、市町村等に配布する。(4回)

(6) 図書・情報の収集提供(国際センター情報整備事業)

JICAの委託を受け、札幌国際センター図書室の管理運営と図書資料の収集、提供を行う。

(7) サハリン州での北海道産食品ニーズ調査事業

サハリン州での北海道産食品ニーズ調査を実施するとともに、ニーズの高い食品を中心にPRなどを行う。

3 海外派遣研修

(1)  海外派遣事業

海外の地域事情や関係機関の視察、関係者との意見交換等を通じて、国際的視野をもって地域づくりに貢献する人材を育成するため、道内各地の青年を海外に派遣する。(11月下旬)

(2) 「開発教育ファシリテーターと参加する国際協力・環境教育ツアー」(6月~2月)

北海道に在住する高校生を対象に、事前研修を踏まえ開発途上国の実情や国際協力等について学ぶためのスタディツアーを実施し、地球的規模の課題に対し自分達に何ができるかを考察してもらう。帰国後は、開発教育ファシリテーターのサポートを受けながら事後研修で、自分達が経験したこと考えたことなどを自分達の言葉でどのように伝えるかをまとめ、参加高校生の母校(小中学校)等を中心に報告会を実施する。

 4 多文化共生の推進

(1) 多文化共生推進事業

道内各地域における外国人との共生に向けた環境づくりを推進する。

① セミナー 1回程度

② 在住外国人との交流会 2回程度、ほか

(2) 多文化共生ワークショップの実施

 (財)札幌国際プラザ、(特活)多文化共生マネージャー全国協議会と共催し、北海道における多文化共生を推進するための体制づくりや活動のあり方について検証する。

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