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翁琪忠氏作

北海道・黒竜江省友好提携25周年を記念し、札幌在住の書道家、翁琪忠氏に書いていただいたものです。

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北海道と中国の交流の歴史を紹介する資料室です。

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記念事業北海道で開催された主な日中国交正常化40周年記念事業

日中協力黒龍江流域保全緑化ボランティア植樹活動

日中協力黒龍江流域保全緑化ボランティア植樹活動は、生態環境と人々の生活環境を改善する為、中国側と共同で造成する事業に日中両国民の協働植樹で緑化意識の高揚と環境保全に貢献し、友好の絆とする記念事業です。

森林造成に国を挙げて取り組んでいる中国の森づくりの支援と、北海道と黒龍江省の民間レベルでの交流促進を図るため、中国黒龍江省黒河市において、日中友好林植樹ツアーを行いました。
黒河市は、黒龍江省の北部、黒龍江(アムール川)沿岸の、ロシアとの国境の町です。黒龍江を挟んで、対岸のロシアの町までは近いところは600mほどで、古くからロシアとの交流が盛んな地域です。
今回の植樹ツアーには、北海道から9人のボランティアが参加しました。最高齢が87歳、全員が60歳以上という高齢(?)ツアーでしたが、この地域に強い思い入れをもった方たちが多く、札幌から新潟経由でハルピン、さらにハルピンから黒河市までは12時間に及ぶ夜行列車という長旅にもかかわらず、疲れを知ることもなく、元気に植樹を行ってきました。
植樹は黒河市郊外で行われ、地元の黒河学院(大学)の学生40名と地域の人々20名ほどが参加し、言葉はわからないながらも協力しながら楽しく植樹を行いました。植えたのは、モンゴルアカマツ300本。不思議だったのは、植える木の枝にはビニールテープで印が付けられており、その印がついている枝が東を向くように植えるように指示されました。日本では聞いたことのない話ですが、こちらは気象条件が日本に比べて厳しく、苗畑での苗木の向きと同じ向きに植えることで、苗木の活着が良くなるそうです。これまでの経験から得られた貴重な技術なのでしょう。
植樹のあと、今回のツアーに急遽参加できなくなった方が、中国の方に差し上げて欲しいと手渡してくれた「折り鶴」を参加した学生たちにプレゼントしました。身振り手振りの説明に納得できたかどうかはわかりませんが、初めて見る「折り鶴」に学生達も感激した様子でした。

日時 2012年6月17日~2012年6月22日
場所 黒龍江省 黒河市
主催 公益社団法人北海道森と緑の会
後援 北海道・中華人民共和国駐札幌総領事館
協力 中国黒龍江省林業庁・中国黒龍江省外事弁公室